FILE.01 リアフェンダーの錆の補修  



初年登録から7年、中古で買って約1年、写真のように左リアのフェンダーに錆が浮いてきました。
板金に持っていき、塗装まで考えると結構な金額になりそうな気がしたので、とりあえず自分で直してみることにしました。

準備したものは、缶スプレー、サーフェイサー、厚付けパテ、耐水ペーパー、新聞紙、サンダーなどです。

裏側から見るとこんな感じです。
完全に浸食してますね…。
まず、腐食して膨らんでる部分を削り取ります。
ひたすら粗めのペーパーで削ります。
右の写真は全部削り取ったあとです。
すごいっす…。
削り終わったら厚付けパテ(ポリパテ)を削ったところ全体につけます。
後で削って成型するので厚めにつけます。
ただ、厚すぎると成型で死にます。
完全に乾燥したら成型に入ります。
まず、サンダーを使ってだいたいの形になるように削っていきます。
ちなみに、写真の人は私ではありません。
大体の形になったら、耐水ペーパーを使ってなめらかになるように整えます。
ひたすら耐水ペーパーで水研ぎします。
写真はまだ途中のところですね。

ちなみに、余計なところもペーパーかけてます(外周の細かい傷)。
今回は広範囲に塗装しなかったので、後で泣きを見ました。

下地処理が終わったところです。
削りすぎてしまった場合はもう一度パテを付けて、再びペーパー掛けをします。
ちなみに、ここで手を抜くと塗装したときに悲しいことになるので、妥協点は高くしたほうがいいです。
下地処理が出来たらいよいよ缶スプレーで塗装です。
本来板金でやる場合は、左後ろ全体を塗り直すことになりますが、今回は最小面積で塗りました。
新聞紙でマスキングして、最初にサーフェイサーを吹きます。
このときフェンダーの爪に沿うようにマスキングをしました。
こうすることによって、再塗装面を目立たなくしようという小細工です。
あまり効果ありませんでした…_| ̄|○

サーフェイサーが乾いたらスプレーを吹きます。
薄く塗り重ねるのがセオリーですね。
写真は既に最終段階です。
その間は塗りに必死で撮ってませんでした(^^;

マスキングをしてあったところが塗装した後段差になってますので、ペーパーで合わせ目を丁寧に水研ぎした後クリアを軽く吹いて完成です。
塗装は3度ぐらい塗り直しました。
上の写真で青色の矢印から水色の矢印まで再塗装してありますが、青色から赤い矢印までの間がちょっと目立ってしまいました(^^;
実際に見ると写真ほどは目立ちませんので(よく見れば分かる)今回はこの辺で妥協しました。
修正前のボコボコの状態よりはかなりいいです。

満足度:☆☆☆☆