FILE.04 スイッチのバルブ交換/ライトスイッチの接点研磨  



後期型も10年選手に突入しているR32ですが、そろそろライトやハザードのスイッチの電球が暗くなったり切れたりしていませんか?
ディーラーに依頼するとスイッチAssy交換なんて言われる場合もあるようです。
でも、パーツリストにはバルブ単体の部品設定があるのでD.I.Y.で交換可能です。

また、R32の弱点の一つであるライトスイッチの接触不良の解消(ハイビームの片側が遅れて点くようになったら要注意)もついでの作業になるのでやってみました。

左の写真が部品供販で購入したバルブで、以下の表が詳細です。
価格は全て1つ150円でした。

番号部品番号使用部位必要数
125169-01U01ライト1
225169-01U02ワイパー1
325169-01U00ハザード、ラジオ、
デフォッガ、フォグ
4
425169-01U03デフォッガ
(ON点灯用)
1

写真のそれぞれの部品をクリックするともう少し大きい画像が見れます。

これらのバルブが実際に使用されているところは以下の部分になります。

部品が揃ったら作業に入ります。
クラスターAssyを外すため、矢印のネジを外します。
写真ではハンドルの陰で見えませんが、上向き矢印の部分のネジが反対側にもあります。
足下のほうにもネジがあるので外します。
ハンドルは一番下に下げておいたほうが後でクラスターが外しやすいです(青矢印)。
フードロックを開けるのレバーのところにもネジが隠れています。
写真の右端にギリギリ写ってますが、エアコン出口の横の方に1本ネジがあります。
下側のカバーがゆるんだら、少しずらすと写真のようにネジが3本隠れています。
全てのネジをゆるめたらクラスターを手前に引っ張り、スイッチの配線カプラーを外した後クラスターを外します。
写真はクラスターを外した後のインパネです。
外したクラスターを裏返すと、スイッチの所にバルブが見えます。
矢印部分の灰色の四角い物がバルブです。
○数字は表の番号に対応しています。
写真は正面から見て左側(ワイパースイッチ側)で、3番のバルブを使用します。
こちらは正面から見て右側(ライトスイッチ側)で、3番と4番(デフォッガのONランプ用)のバルブを使用します。

ワイパーとライトの部分はスイッチ内部にあるので、クラスターから取り外してスイッチを分解する必要があります。