FILE.12 BLIMP純正シートレールの取り付け  



FILE.10でD&Wのセミバケットシートを取り付けましたが、シートレールはメーカー不明(多分フリーダム製)のモノで、アダプターも自作品でした。
今回BLIMPの純正シートレールをヤフオクで入手したので交換してみました。
作業内容自体は、社外の汎用品でもBRIDレール+レカロアダプターでも同じです。
BLIMPの純正シートレールはシート自体が正規品でないと手に入らないそうです。
そう言うワケで、今回もヤフオクでゲットしました。

部品の構成としては、車種別のベースフレームと汎用のスライドレールの2つに別れています。
新品で購入する場合はそれぞれ別々に購入する事になります。

スライドレールとベースフレームは、矢印の部分の六角頭のボルトで固定されています。
高さも3段階に調整できるようになっていますが、今回手に入れたモノは後ろ側の調整部分が2個分カットされていました。
実際には図で示すように3段階の調整が可能です。

ローポジ化のため一番下の調整穴に取り付けようとするとベースフレームに当たるために加工してしまう人が多いようです。

前後2カ所ずつボルトで固定すると写真のようになります。

私はベースフレームとスライドレールを組んだ状態で作業を行いましたが、車体取り付け時に作業しやすくするために一度分離させました。
最初から分離させておいても良いと思いますが、レールをシートに取り付ける際にレールをスライドさせる必要があり、その時に若干作業しにくくなるかもしれません。

組み立てたシートレールをシートに取り付けるワケですが、どう考えてもレールの幅が足りません。
そこで、このアダプターが必要になります。

新品の部品構成が分からないのですが、ベースフレームに同梱されているのではないかと思われます。
中古のベースフレームには付いてないことが多いので、正規品のシートに付いているのかもしれません。

ちなみに、これはミニ用として出品されていた物なので、同じ系列のシートについていた物なら他車種のモノでも使えると思います。
その辺は自己責任で判断してください。

なお、BRIDのレカロアダプターとは別物です。
役割は同じですけど。

アダプターを見ると、助手席側だけに皿ネジの頭加工がしてあります。
ドア側はレールに共締めされるのでありません。
このように、レール+ベースフレームとシートの間に取り付けることになります。
アダプター、レール+ベースフレーム、シートの取り付け穴の関係はこのようになります。

シートに固定するボルト径(6mm)と、アダプターに固定するボルト径(8mm)が違う点に注意します。

アダプターとレールの間には、スライド用レバーの逃げを確保するために2mm程度のワッシャーを入れてあります。

新品の部品構成でも何かしら挟んでいると思うのですが、ミリ単位でローポジにこだわるならレバーが操作できるギリギリの厚さの物を使用して逃げを確保すると良いかもしれません。